先輩スタッフの声

デコジェに入社して1年の野波諒光さんは、内装職人として独立することを目指して修行中だ。少し照れながらも、この仕事を選んだ理由や1年間の仕事をして感じたことなどを語ってくれた。

インタビュー:2017年12月

『内装屋の職人は、稼ぎのいい
夢のある仕事だと思ってこの仕事に就きました』
Q、デコジェに入社する前の仕事は?

1年半くらいフローリングにコーティングをする仕事をしていました。それ以前にもいくつかの仕事をしましたが「職人」を目指したのは前職からです。

Q、なぜ、職人を目指したの?

職人として独立している先輩が何人かいて、その人たちが結構稼いでいるように見えました。だから、僕も職人として独立したいと思ったんです。

Q、前職で独立しなかったのはなぜ?

前職ではなかなか休みが取れませんでした。それと、人間関係でちょっとゴタゴタしたんです。 独立も考えましたが、フランチャイズ料が高かったことと、「内装屋」といってもフローリングのコーティングしかできなかったので、そのまま独立するのは難しいと感じたからです。

Q、デコジェに入社しようと思ったきっかけは?

ハローワークでデコジェのことを知りました。 内装屋さんになりたいと思っていましたし、家から近かったので面接に来ました。

Q、内装職人になりたかった理由は?

友達のお父さんがクロス屋さんでした。その人の羽振りがよさそうに見えたんです。春はめちゃくちゃ仕事を頑張って夏は遊ぶ、という感じでした。それで、夢のある仕事なのかな、と思いました。

『働いたら働いた分だけ
自分の稼ぎになるのが独立の魅力ですね』
Q、入社前から独立を考えていた?

それほどしっかり考えていたわけではありません。 でも、面接のとき安島社長が「独立できるようにがんばろうぜ!」と言ってくれたので、「じゃぁ、ガンバリマス!」っていう感じですね。

Q、独立にはどんな魅力を感じる?

働いたら働いた分だけ自分の稼ぎになるというのが魅力ですね。 それと、独立して頑張っている人が、なんだか堂々としていて自信があるように見えるんです。 自分の技術で独り立ちしている姿はカッコイイと思います。

『体力に自信がなくて器用でもないけど、
ここまでできるようになりました』
Q、仕事の中で嬉しい・楽しいと感じることは?

最初はクロスをどうやって貼るのかも分かりませんでした。 でも、やっているうちに段々と上手になっていくのが自分でもわかるんです。「先週より上手にできるようになった というのを実感できるのが嬉しいですね。

Q、辛い・難しいと感じることは?

体を使う仕事なので、疲れたと感じることもあります。 だけど、早く起きて早く寝るというサイクルの仕事なので、健康的だと感じています。

Q、体力には自信がある?

体力にはあまり自信はないです。 運動が得意な方でもありませんでした。それに、手先も器用な方じゃありません。 だけど、周りの皆さんのおかげもあって、ここまでできるようになりました。

Q、仕事の指導はどんな感じで受けているの?

先輩の社員さんや松岡さんからすごく丁寧に教えてもらっています。 まず、先輩たちが作業をしながら説明してくれるのを見て覚えます。その後で自分もやらせてもらいます。そのとき、違うところがあれば教えてもらうという感じです。 職人の世界は、「俺の背中を見て覚えろ」って言われて、見た通りにやってみたら「違う!」って怒鳴られる、というイメージだったんですよ。 でも、デコジェは全然違いました。 僕は我が強いので、頭ごなしに怒られると反発しちゃうんですよね。 丁寧に教えて頂けると、僕も「次は同じことを失敗しないようにしよう 、「もっと早く丁寧にやれるようになろう」と思えるんです。

Q、1年仕事をして、独立できる実感は持てた?

実感としてはギリギリですね。だから、もっと焦らなければいけないと思っています。賃貸のクロスは一人で回れるようになりました。だけど、大きな穴があるなどのイレギュラーに対応する力はまだないと感じています。それに、クッションフロアやフロアタイルといった床はあまり覚えられていません。 覚えなくてはいけないことが、まだまだいっぱいあります。

Q、覚えることが多いのは大変じゃない?

覚えていけることが楽しいです。 できることがちょっとずつ増えてくると本当に嬉しいですよ。

Q、デコジェでは休みが取れてる?

基本的に週休二日です。たまに土曜日の仕事もありますが、その場合は、安島社長が前もって聞いてくれます。 休みの日は、なるべく遊ぶようにしているんです。 平日は晩御飯を食べたらすぐに寝てしまうので、金曜日にはちょっと遅くまでお酒を飲みます。土曜日は遅めに起きて、それから遊びに行くんです。日曜日は早めに寝て月曜日の仕事に備えるという生活をしています。 仕事で体を動かして、早寝早起きで規則正しい生活をしているので、すごく健康を実感してますね。ごはんがすごくおいしく感じるんですよ。

『人と競争するのではなく、
自分の技術を高めていく方が僕には合っている』
Q、今後の夢・目標は?

独立して、稼げるようになりたいですね。 すごい贅沢をしたいというわけではないですけど、稼ぎがいいのって憧れちゃいますね。 勤めていたら、出世していかなければ稼げるようになりませんよね?だけど、僕は人と競争して出世するというのが苦手なんです。 職人として独立するのは、自分の技術を高めていくことなので、その方が僕には合っていると感じます。 松岡さんは僕の目標なんです。すごく優しいし、仕事ぶりはスゴイし。僕も松岡さんくらいできるようになりたいです。

Q、内装の仕事を知らない方に、この仕事の魅力を伝えるとしたら?

部屋がきれいになるのを見るのは気持ちいいですよ。 内装は、家にもお店にも必ずある身近なものですよね。こうした身近なものが自分でできるようになるのは楽しいと思います。 この仕事は、いかにキレイに早く現場を収めるかが重視されるので、自分が努力をして技術を身に付ければ、いい仕事ができるようになります。それは実感として分かりやすいので、やりがいを感じられると思います。

Q、安島社長はどんな人?

底抜けに明るくて勢いがある人です。面白くて、すごくいい人ですよ。 ちょっとせっかちなところもありますね。「そんなにせかないで。僕、全速でやってますから」って思うときがあります(笑)。 社長だけじゃなくて、スタッフのみんながほがらかで、すごく居心地のいい雰囲気なんですよね。 デコジェに来るまでは、会社の飲み会が嫌いで「プライベートなことは一切明かさない」、「仕事のこと以外は話さない っていう感じだったんです。 でも今は、会社の飲み会が楽しみなんですよ。

Q、最後に、デコジェに入社するか迷っている方にひと言メッセージを。

僕、求人情報なんかで「アットホームな職場」とか見ると「本当かよ!」って思っちゃう方なんですよね。 デコジェは実際にいい職場だと思うんだけど、ウソだって思われちゃうかな? でも、本当のことしか言えないので……。 迷っているんだったら、やってみたらきっと気に入ると僕は思います。だから、一歩踏み出してほしいです。迷うということは、「怖い」とか「夜中まで働かされる」とか、ネガティブなイメージがあるからだと思います。だけど、デコジェではそんなことはまったくないので、安心してください。

質問に対してどう表現すれば伝わるのかを考えながら話していた野波さんが、「仕事は続けていけそうですか?」という質問に対しては「はい」と即答した。その一言が、デコジェで独立を目指している今の生活が充実していることを表しているのだろう。野波さんが語ったデコジェの雰囲気が本当かどうかは、ぜひ見学や面接において自分の目で確かめてほしい。

インタビュー・記事:悠木まこと

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