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1. 下地処理の手抜き

クロスの構造をご存知ですか?
簡単に言うと表面(つまり私たちが通常目にする側)と裏面(接着面)の2層構造になっています。

表面はビニール製で汚れや傷に強い素材が用いられています。そして、裏面は紙となっています。裏面が紙なのは、クロスは糊で壁に接着されているからです。この紙と糊がなじんで壁にぴったりと貼り付けることができます。

ところが、この構造が張替えの際にトラブルの発生源となることがあります。しっかりと壁に密着したクロスを剥がすと、裏面の紙の一部が剥がれて壁に残ります。その残り方が一様ではなく、あるところは残り、別の場所はしっかりと剥がれるために壁面がでこぼこになってしまいます。

ですから、壁を均等にならす『下地処理』をしないで新しいクロスを張り替えると、時間とともに密着の弱い部分が浮いてしまいます。

ところがこの『下地処理』ですが、下地が新品の素材でないかぎり100%平面を再現することができません。どれほど職人の腕が良かったとしても、新築時のクロスの仕上がりには及ばないのです。

ここがポイント!
つまり、手抜き業者は『張替えですから、多少のクロスの浮きは仕方がありません』と言って、『下地処理』を手抜き作業します。手抜き業者は、本当の職人なら最高の仕上がりを目指して時間をかける部分を省きコストダウンします。

彼らは、お客様に費用の面で良いことばかり言っておきながら、結局はお客様に美しくない仕上がりというリスクを背負わせます。手抜きによりトラブルが発生すると、手抜き業者は(本当は回避できたのだが、)『リフォームなので仕方ないです。』『お客様の選んだ壁紙は浮きがでやすいタイプですので仕方ありません』などと述べて責任逃れします。

信頼できる『本当の職人』は、前もってお客様とリスクについて話し合い、それを回避する方法について確認します。腕が良く経験豊かな職人であっても、新築時のように仕上げることが本当に難しいということを、お客様にしっかりと伝えます。

それとともにリスクを減らすためにできることをしっかりと提案します。
例えば、本当に下地処理を行なうとそれだけで一日二日はかかってしまいます。その分、お客様の費用面でご負担をお願いせざるをえません。

しかし、『本当の職人』はそれらを前もって説明します。そしてお客様のご予算と作業計画を計算に入れて、お互いに納得のいく仕上がりを目指して努力します。 これは職人の仕事に対するプライドと性格が強く関係しています。

もし前もって壁紙が浮くことについて説明がないならば、もしくは浮いてしまうのは仕方がないと述べるだけで対策について提案しないなら、その業者の資質を疑って見たほうが良いと私は思います。
お客様の満足のために『下地処理の重要性について正直に話し合うかどうか』が、一つ目のポイントです。

2. 問題発生時の対応はどうでしょうか?

クロスには糊はついていません。
それで「のり付け機」という機械を用いて、クロスの裏面に均等にのりを付けます。通常クロス用の糊は薄めて使います。

糊はそれほど高い材料ではありませんが、数多くの現場をまわる業者にとって馬鹿にできないコストになります。たとえば糊代を1/3削減できれば、3LDKの現場であれば、2,000円程コストカットできます。一ヶ月に10件施工すると年間で24万円のコストダウンになります。

規定よりも薄めた糊を使用しても、キレイに仕上がったように見えます。しかし、接着力が弱いために3年程度で継ぎ目から剥がれてくることがあります。とはいえ、かなり時間が経ってからそれらの症状が現れるためにクレームにしにくいのが現状です。

結局のところ、お客様の満足を重視するかコストを重視するかがこれらの作業にも表れてしまいます。しかし、作業を行なっている時や終了時点で、専門知識のない一般の方がこれを見抜くのは難しいと思います。

ここがポイント!
住宅の環境によっては、施工がしっかりしていてもクロスがはがれてくることがあります。
それで、問題が発生した場合にしっかり対応してくれる職人かどうかを見極めるのが大切です。

打ち合わせの時や、わからないことがあって問い合わせした時に、その職人は真剣に対処してくれますか?それとも面倒くさそうな態度を取るでしょうか?
もしあなたの質問に真剣に答えないようでしたら要注意です。

作業する前からそのような態度なら、実際の施工の際も手を抜いて作業する可能性があります。

3. クロス以外の後始末は?

『仕事の速い職人は腕が良い』と言われます。
このことに私も同意します。段取りがよく、無駄な動きのない職人の仕事は非常に速く仕上がりも美しいです。

しかし、『手抜きをする業者』も仕事が速いので見極めが重要です。
彼らは行なうべき作業を省くことで時間を稼ぎます。そしてコストダウンしていきます。

たとえば、クロスの幅は950ミリで、少しずつ重ね合わせて施工していきます。クロスを順番に貼り付けていく過程で裏面の糊が、照明器具や他の見える部分についてしまったりすることがあります。これをきちんとふき取らない業者がいます。

3LDKの住宅を施工している場合、この清掃作業を省くだけで1時間から1時間30分程度作業を短縮できます。その分だけコストダウンとなるわけです。糊を放置すると、その部分は茶色に変色します。対策は、シミになってしまう前にきちんとふき取るということです。

ここがポイント!
仕上がりの良さは職人の気質が深く関係しています。コストダウンを目指して作業を省く業者は論外ですが、糊の飛び散りや付着に無頓着な職人にあたると悲惨です。場合によっては壁にシミが残るだけではなく、カーペットやフローリングに糊が付着してしまう場合もあります。

一般に作業用の車や道具がきれいな職人はしっかりとした作業をすると言われています。そのような几帳面な職人は、作業もしっかりやると期待できます。

それで、職人の身なりや車に注目してください。道具を大切に扱っていますか?もしそうであれば、丁寧にクロスを張るだけではなく、糊も拭いてくれると期待できます。 それでも、拭き残しがあることに気がついた場合は、濡れたタオルで拭き取ってください。取れると思います。

4. 騙されないで!-クロスのグレードすり替え

メーカーによって呼び方は違うものの、クロスにはグレード(等級)が存在します。
賃貸住宅に良く使用される普及品グレードは、価格は安いが品質はそれなりですし、ホテルやショップで使われる質感は良いものの金額の高いグレードまでいくつかの等級に分けることができます。

一般住宅でよく使われるクロスのグレードは、賃貸住宅に使われるグレードに比べるとバリエーションも豊富で品質も良いのが特徴です。

ところが問題なのは、これらのグレードには模様や色が非常に似ているものがあるということです。実際、並べて見比べてみるとはっきり違いがわかるのですが、貼ってしまえば良くわからない場合もあります。

それで、お客様より一般住宅用グレードのクロスでご注文いただいているのに、価格の安い賃貸住宅用グレードのクロスで施工してしまう業者がいます。

たとえば3LDKの物件の場合、クロスを変更することで5〜6万円のコストダウンになります。いわば詐欺の手口ですが、こういう悪徳業者もいるわけです。

ここがポイント!
選んだクロスの型番が、見積もりや注文書に記載されているか確認してください。そして、施工当日にクロスの外袋に記載されている型番と、見積りもしくは注文書に記録されている型番と同じかどうか確認しましょう。 もし作業が始まっていたとしても、型番が違うなら貼りなおしを要求しましょう。

5. 油断すると犯罪の片棒を担ぐことに-ごみ処理

クロスを張替えるというわけですので、当然古いクロスはキレイにはがされて大量のゴミとなります。 また、新しいクロスの切れ端も出て、作業終了時には大量のゴミを処分するわけです。

もし見積もり時点で、「ごみをお客さんで家庭ごみとして出していただければもう少しお安くできます」と言われたら要注意です。
これは産業廃棄物に関する法律に違反する行為です。さらに実際に張替えで出たゴミを家庭ごみとして捨てるということ自体大変な作業です。(決してそれらの行為を容認しているわけではありませんが、後になってこんなことなら、少しぐらい高くたって処理してもらえば良かった、と感じますという意味です。)

さらに場合によってはごみ収集所にこれらのゴミを指定袋に入れて置いておいても、回収してもらえない場合もあります。そうなると、また家に持ち帰り自分で車に載せてゴミ処理場まで持っていかなければなりません。

名古屋市の場合、事前に予約をして処理場に持ち込む必要があります。ところが、事業活動によって生じたゴミは処分してもらえません。ですからここでも嘘を言って処理することになります。

では、どうしてこんなに面倒を引き起こすことになるのに、ある業者は「値引きしますから、ごみ処理はお客様で」などと言うと思いますか?
それは、ゴミ処理に結構な手間とコストがかかるからです。

もし3LDKの家からでたゴミを処分しようとすると、大体18,000円程度の処分代がかかります。そこをカットしようとあの手この手を考えているのです。

ここがポイント!
決して自分でゴミ処理をしないでください。安くなると言われても決して受けてはなりません。それは犯罪行為ですし、値引きがあっても割にはあいません。ごみは業者が正当な方法で処理することが法令で求められています。

6. 下敷きテープ

下敷きテープとはクロスとクロスの境目部分に下敷きにするテープです。
職人はクロスの重なっている部分をカットして仕上げるのですが、そのときに下地に傷を付けないように保護するために下敷きテープを施工します。

もし、下地までカッターの刃が入ってしまうと、その部分からクロスがめくれてくることがありますので、このテープは仕上がりを左右するものです。

実はこのような便利なものは数年前までありませんでした。それまでは、まさに職人の技でクロスだけをカットし下地には傷を付けないように処理していました。

そういう風に言うと、職人なら下地テープは要らないのではないかと思われるかもしれません。でも私たちはそのようには思いません。もちろん、下地テープなしでもきれいに仕上げる自身はあります。しかし、何枚も何枚もクロスを張り合わせていく中で絶対に失敗しないとは言い切れません。万が一、お客様の大切なご自宅を傷つけてしまうよりは、手間や材料費が上がったとしても下地テープを使うほうが良いと判断しています。

ここがポイント!
施工に関して説明してもらう際に、『下地テープは使いますか?』と尋ねてください。もし、さまざまな理由を付けてそれを使わないと主張するなら要注意です。その業者は、手間を惜しんでいるか、コストダウンを目標にしているのか、もしくは腕に自信があるかもしれませんが、顧客の意見を聞く気がないのかもしれません。

7. 細かい備品の取り付け

クロスを張替える前に、壁に取り付けられている器具はすべて取り外します。

これらの器具(たとえばトイレットペーパーホルダーや、電灯機器)はビスや釘で取り付けられています。ビスはねじ込まれたときの抵抗で固定します。ですから同じ穴にもう一度ビスをねじ込むとぐらついてしまうことがあります。とりわけ同じ場所に何度も取り付けていると下地自体がぼろぼろになってしまっている場合すらあります。

クロスは新しくなって外観はきれいなのですが、実は見えないところに問題が発生している場合もあります。 見積りの際に、これらの復旧が含まれていないと、自分で取り付けなければなりません。そうなると、同じ場所につけようとしてぐらぐらになってしまったりする場合もあります。

さらに業者と『元の場所に戻す』という約束をしていても、ただ単に元の場所に戻すだけで、しっかりと取り付けされていないこともあります。

これを手抜き工事だと指摘される方もいますが、契約の際にできるだけ安くしてくださいなどといってしまうと、こういうところでコストダウンされてしまうこともあります。

ここがポイント!
細かいところですが、気持ちよく暮らしていくために、器具の取り付けなどに関してもしっかりと打ち合わせしてくれるかどうかは大切です。

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